公共サービス改革法(公サ法)による刑事施設の運営

公サ法は、官民競争入札・民間競争入札(いわゆる市場化テスト)を活用し、公共サービスの実施について、民間事業者の創意工夫を活用することにより、国民のため、より良質かつ低廉な公共サービスの提供を実現することを目的としており、当所の運営業務のうち、公サ法第33条の3第1項第1号~4号及び同第6~13号に掲げる業務並びにその他の非権力的業務(被収容者に対する有形力の行使及び被収容者の権利を制限し、又は被収容者に対し義務を課す処分を伴う業務を除いた業務)について、平成22年5月から民間事業者に委託して行われています。

具体的には、総務・警備業務の一部について業務委託するとともに、受刑者に対して行われる職業訓練や教育プログラムなどの一部業務について、民間事業者のノウハウを活用して行っています。

※「官民競争入札」は、公共サービスについて、「官」と「民」が対等な立場で競争入札に参加し、質・価格の両面で最も優れた者が、そのサービスの提供を担う仕組みです。

当所は、名古屋矯正管区内で女子受刑者を収容する刑事施設です。

受刑者の処遇は、施設の開放的な建物の構造を生かし、個々の資質及び特性を踏まえて改善更生のための資格取得や改善指導、教科指導などの各種指導の充実をめざしています。


<岐阜県内の農業・福祉事業所等のみなさまを対象とした「農福連携 笠松刑務所見学会」につきましては、参加者を募集させていたところではありましたが、多くの関係者より応募をいただきましたので、受付を終了させていただきました。ありがとうございました。>
<笠松刑務所では、自衛隊、警察、消防と合同で、業務説明書を実施します!  少しでも刑務官という職業に興味をお持ちの方、現役の刑務官に話を聞いてみたいという方、どんどんご参加ください。お待ちしています!> 2月6日.pdf 2月7日.pdf